2014年10月~12月のGDPの第2次速報値が公表されて 昨年の経済成長率が確定しました

それらの数字の解説をみるに

国内生産ベースの物価を示す GDPデフレーターが1997年以来17年ぶりに追うおラスに転じたということです

すなわち 「デフレ脱却」が実現しつつあるということです

物価の上昇は消費税のアップの影響を差し引くと まだまだそれほど上昇はしていないとのことですが

これには原油安の影響もあるので きっと内容的にはデフレは終わったということなのでしょう

大企業では春のベースアップもあり給与は上昇したようですので

長い不況から脱出しつつあるというのが全体の論調の基調であるようです

経済の理屈としては きっと喜ばしい動きなのでしょう

これにより投資も大きくされるようになるのでしょう

借入金の負担感も軽くなるのは 企業にとっても住宅ローンにあえぐ個人にとっても うれしい先行き感であるというのは想像もできます

ただ、戦前戦後を乗り越えてきた私の親の世代が 大きなインフレを経験してきて

コツコツ働いて貯金してきても 何にもならなかったと嘆いていたことを思い出すと

これからの経済のコントロールがますます難しくなるのであろうと感じます

私は やっぱり頑張って働いて コツコツ生活を維持する人が報われる部分も大事にしてほしいと思っています