いろいろな 悲しいこと つらいことがあります

何が一番悲しいことか つらいことか 順番や大小はないのでしょう

しかし悲しいこと つらいことの一つに 自分の思いがつたわらないこと というのがあると思います

誰かのため 何かのため 一生懸命心を砕き 努力した と自分では思っているのに

それをわかってもらえない

それどころか 自己弁護だ 恰好つけて・・・と責められる

あまりのことに 自分自身でも自分がわからなくなって

自分でも自分が信じられなくなる

誰しもこのような地獄を味わうことってあるのではないかと思います

自分はそんなことはない と思っている人もまたたくさんおられるでしょうが

しかし いつこの地獄におちてしまうのか なんて誰もわからないのではないでしょうか

このようなことになるのは まじめな真剣に取り組むひと 思いやりのある優しい人が多いような気がします

まじめであるがゆえに 人の気持ちまで感じてしまうから

かえって自分をがんじがらめにして 視野が狭くなっているのではないかと思います

そんな時に一番大事なのは 道草 ゆとり 遊びだとかの河合隼雄先生はおっしゃってます

「思い通りにならないことこそ 本当に面白いこと」

「あくる朝起きたら、また違う風がふいているからね」

このような言葉も残してくださっています

一度深呼吸して 頭の中も心の中もからっぽにして風に吹かれる そんな術を身につけたいな~と思ったりします