いわゆる芸術といわれる またとてもすごい骨董といわれるような茶碗や壺の話をききました

陶芸作品のすごいところは 作為と無作為の間にその作品がある ということだそうです

作者が土や火をコントロールして作品をこねて焼きあげるのですが

作者がいくら作ろうと思ってもできない 神の力のような文様や色が作品に刻まれるといいます

反面 その神の力をひきだすために 作者は昼夜研究し考え工夫をし、試行錯誤を繰り返す という努力を続けられます

そして その努力の積み重ねに神の力が下りてくる そんな感じですごい作品が与えられる 

そういう繰り返しだそうです

私の周りにも 陶芸が趣味でのめりこんでいる人はたくさんおられます

きっとそのような魅力に取りつかれたのだろうと想像します

同時に 茶碗一つつくるのにも 土もその成分も水も火もコントロールしきれない ということが

何とも愉快だと思います

きっと 自分の無力を自覚し その上で祈りながらチャレンジするところに神の力は現れるのでしょう