消費税増税について議論が噴出しています

税金負担は軽いに越したことはありません でもみんなで国をささえなければならない という必要も十分納得するところです

年金生活の方とか低所得者層には相対的に負担が重くなるので配慮が必要 という議論もうなずけるところもあります

しかし 日本の税金は 全体的にみて 高所得者層に重くのしかかっている感がしなくもありません

課税所得が1800万円を超えると所得税と地方税(県民税や市民税)をあわせて50%にもなりますし、社会保険の負担なども義務と考えると所得の半分以上を税金等の負担に費やすとなります

これに個人事業主や専門家として個人所得になる人たちなら事業税などの負担ものしかかってきますし オーナー社長の場合は会社に内部留保を残すにしても40%を法人税等で負担した残りしか内部留保や投資につかえないことになります これでは 国際競争力など無理無理・・って感じです

中小企業にしても 少しまえの中小企業への支援と銘打った国が提唱した貸付で 返せないかもしれない借金をふやして ますます返済に四苦八苦という現状もあります

低所得者やハンディをせおった人たちを社会全体で守る必要はあるとして

この社会を背負っている企業や個人にこれ以上の負担をかけるのは 社会全体を支えている人たち いうならば社会が前に進むためのエンジンを疲弊させることになると危惧するところです

社会を背負っている階層を疲れさせ やる気をそぐと それにつらなってる人たちの生活(企業の従業員さんや下請けの会社等々)もおびやかされます

大阪の生活保護の受給の話を聞くにつけ 子供手当がどこかにしみこんでいき手当を受給している世帯ですらもらっている実感がないようなばらまきの発想はけっして社会保障との一体的改革ではないと思わざるをえません

頑張った人は、がんばった会社は報われる それが本当の平等なのではないのか と違和感を感じるこの頃です