前回このページで、「失敗の意味」という一文のご紹介からお話しましたが

同じように 社内報をいただいている会社の社長の「年頭の辞」で いつも感心や共感をよびさまされているところがあります 今年のその「年頭の辞」では 「世の中は、幸も不幸もない。ただ、考え方によって堂にでもなるものだ。」という一節をあげておられました。

これは かのシェークスピアの言葉だそうですが、

社長は、 それを 「『世の中には、いくら恵まれた境遇にあっても、不満を感じて思考をマイナスの方向に向けてしまえば状況はよくならずさらに悪化する。逆に、如何に厳しい境遇にあっても、それに託つ(かこつ:他のせいにする)ことなく真摯に受け止めて思考をプラスの方向に展開すれば、状況は好転する。』 と云う風に理解し、受け止めている。」  というように述べられていました。 昨年の11月ころからの 景気の急落は本当に著しいものがあり、経営者ならずとも 危機感を感じざるを得ない (若干マスコミがそれを強調している感がありますが) ところですから 年頭において 社長たるヒトが その状況をうけ 社員の皆さんにむかって それでも目線をおとさず 創意工夫で乗り切っていこう と言うメッセージを発信しておられる様に そのご苦労とリーダーたる態度を見せていただいた と 感じ入ったところです。

現状は現状 厳しいのは厳しい と 客観的かつ冷静に受け止めて しかしその中で 今しなければいけないこと できること に 前向きに取り組んでいく と言うことが本当に求められているのだ と再認識したところです アメリカの新大統領のオバマ氏の 「YES WE CAN」 というフレーズや 「CHANGE」 という言葉に 改めて 力付けられているのも 同じ思いではないか とも思います

この 「CHANGE」 を 「CHANCE」に換えいくにはどうすればよいのか

 というと 「G」のTをのぞけば「C」になる

このTとは すなわちタブーである

 タブー(固定観念)を排除して考え行動すれば 変革ができる(すなわちCHANGEがCHANCEになる) ということなのでしょう

・・・なんて オチにもならない・・・・・・・・・